FinTechの事例として,最も適切なものはどれか。

ストラテジ系

ア 銀行において,災害や大規模障害が発生した場合に勘定系システムが停止することがないように,障害発生時には即時にバックアップシステムに切り替える。

なぜ違う: これは事業継続のためのシステム冗長化(信頼性設計)であり,革新的な金融サービスであるFinTechの事例ではない。

イ クレジットカード会社において,消費者がクレジットカードの暗証番号を規定回数連続で間違えて入力した場合に,クレジットカードを利用できなくなるようにする。

なぜ違う: これは従来からあるセキュリティ対策であり,FinTechの事例ではない。

ウ 証券会社において,顧客がPCの画面上で株式売買を行うときに,顧客に合った投資信託を提案したり自動で資産運用を行ったりする,ロボアドバイザのサービスを提供する。
エ 損害保険会社において,事故の内容や回数に基づいた等級を設定しておき,インターネット自動車保険の契約者ごとに,1年間の事故履歴に応じて等級を上下させるとともに,保険料を変更する。

なぜ違う: これは従来の保険の等級制度をネットで運用しているにすぎず,革新的な金融サービスであるFinTechの事例とはいえない。

正解: ウ

要点: ロボアドバイザによる自動資産運用はFinTechの代表的事例。

FinTechは金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた革新的な金融サービスである。証券会社が顧客に合った投資信託の提案や自動資産運用を行うロボアドバイザはその代表例である。

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出典:令和3年度 ITパスポート試験 公開問題 問13