ブロックチェーンを適用した事例として,最も適切なものはどれか。

ストラテジ系

ア 証券会社が,取引の改ざんや不整合の発生を防止することを目的として,従来の社債に代わり電子的手段を用いたデジタル社債を発行した。
イ 商品先物取引所を運営する認可法人が,取引量を拡大することを目的として,現在およそ1秒以上要している注文受付の応答時間を,1秒未満に改善した。

なぜ違う: 応答時間の高速化は処理性能の改善であり,ブロックチェーンの特長を活用した事例ではない。

ウ ビジネス路線を中心に運航する航空会社が,顧客の利便性向上と競合他社に対する競争力強化を目的として,出発1時間前まで何回でも予約の変更を可能とする新しいサービスを開始した。

なぜ違う: 予約変更サービスの改善であり,ブロックチェーンを適用した事例ではない。

エ 服飾雑貨製造会社が,自社の商品企画に活用することを目的として,過去の全ての自社商品に関する大量の画像及び社内会議の音声データをデータベースに保存し,従業員がいつでも検索できるようにした。

なぜ違う: 大量データをデータベースに保存・検索する事例であり,ブロックチェーンを適用したものではない。

正解: ア

要点: 改ざん防止を目的としたデジタル社債発行がブロックチェーンの適用事例。

ブロックチェーンは取引記録を分散管理し改ざんを困難にする技術であり,取引の改ざんや不整合の発生防止を目的に電子的手段を用いたデジタル社債を発行するアが適切な事例である。

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出典:令和7年度 ITパスポート試験 公開問題 問25