SCM システムを構築する目的はどれか。

ストラテジ系

ア 企業のもっている現在の強み,弱みを評価し,その弱みを補完するために,どの企業と提携すればよいかを決定する。

なぜ違う: 強み・弱みの評価と提携先の決定はSWOT分析やアライアンス戦略であり,SCMの目的ではない。

イ 商品の生産から消費に関係する部門や企業の間で,商品の生産,在庫,販売などの情報を相互に共有して管理することによって,商品の流通在庫の削減や顧客満足の向上を図る。
ウ 顧客に提供する価値が調達,開発,製造,販売,サービスといった一連の企業活動のどこで生み出されているのかを明確化する。

なぜ違う: 価値がどこで生み出されるかの明確化はバリューチェーン分析であり,SCMの目的ではない。

エ 多種類の製品を生産及び販売している企業が,利益を最大化するために,最も効率的・効果的となる製品の製造・販売の組合せを決定する。

なぜ違う: 製品の最適な製造・販売の組合せ決定はプロダクトミックスであり,SCMの目的ではない。

正解: イ

要点: SCM(供給連鎖管理)は調達から販売までの情報を共有し,在庫削減と顧客満足向上を図る。

SCM(サプライチェーンマネジメント)は,原材料の調達から生産・在庫・販売までの一連の流れに関わる部門や企業間で情報を共有・管理し,流通在庫の削減や顧客満足の向上を図る仕組みである。イが該当する。アはSWOT分析等の戦略立案,ウはバリューチェーン分析,エはプロダクトミックスに関する記述である。

この問題に出てくる用語

関連キーワード: SCM・サプライチェーン・経営戦略

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出典:令和4年度 ITパスポート試験 公開問題 問22